●醗酵放線菌A1を使った醗酵肥料作り |
1.水分調整を行います。(含水率50〜60%)
■水分過多の場合
水分調整材を使用して水分調整を行います。
■水分が少ない場合
水を加えて、水分調整を行います。 |
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2.水分調整が終わりましたら原料を広げて菌まきをする。
床(又は土間)の上に、水分調整済み原料を10cm程の厚さに広げます。
その上に放線菌A1を薄く全体的にまきます。(種まきの要領) |
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3.放線菌を使い切るまで、同じ要領で何度も繰り返します。 |
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4.調整済原料をかき集めて、
何度も均一にまざる様に攪拌して山積(堆積)します。
少量の場合は、スコップ等で攪拌します。
規模の大きいものはバケットを使って攪拌します。 |
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5.シートをかけて48時間ねかせます。
カビ状の放線菌が、微生物に変わり醗酵(摂氏40度以上)
が始まります。 |
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6.摂氏40度以上の温度で醗酵が始まったらシートをはずして
醗酵槽で4日間発酵させます。 |
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★4日後に取り出して生フンと醗酵済原料と混合して
水分調整を行った後、醗酵槽へ再投入します。
【増殖方法】同じ方法で何度も処理して増殖させます。
切り返し方式の場合は、指導書5.48時間後に1回目の切り返しを行います。
気温の高い時期(摂氏20度以上)であれば1日に1回切り返しを行い、蒸気の
蒸散と空気の供給を行います。6度目の切り返しが済みましたら約同じ量の原料
と混合して増量し、再度推積し醗酵させます。醗酵後終了後はまた同じ方法で倍倍
に増やして行き水分調整材として間に合うまで増量します。堆肥として販売する前
に放線菌の戻し菌(水分調整材)の確保を十分行い、販売にはいて下さい。 |
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